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旗印

不良オヤジの歴史うんちく・・・その三

◆旗印

戦国大名の旗印(馬印)は 合戦のときに敵味方を識別するためと 

自軍の士気を高揚させる目的があります。

源氏の白い旗、平家の赤い旗が元祖かもしれないが、

色で区別するだけではつまらない、

時代の進歩とともに何かキャッチフレーズを掲げたほうが格好いい、

ということで戦国時代には文字や家紋をデザインするようになった、

それも合戦に使うスローガンだから「勇ましい」のがいい・・・、

武田信玄の「風林火山」、上杉謙信の「毘」は有名であるが、

織田信長は「永楽銭」、豊臣秀吉は「千成瓢箪」、

後に関が原で徳川家康と戦った石田三成は「大一大万大吉」、

真田幸村は「六文銭」・・・・など、

軍神信仰の勇ましいものとか 縁起を担いだ景気の良いものが多い、

戦いは“死”を意識するものだから 

誰もみな死ぬときくらいは派手に着飾って、美しく死にたいという願望があるのだろう、地味に寂しく死ぬのはいやなのだ。

結局人間は 誰でも死ぬのが怖いのだ。

家康の「厭離穢土 欣求浄土」は 

みんなで死ねば怖くない・・・みたいで、

捨て身で“ヤケクソ”なスローガンが軍勢の士気を上げるには有効だったのかもしれない。

               

小学校の運動会、昭和の時代は「紅組」と「白組」に分かれていた、

紅白というのはお祭りやお正月など お祝い事の色として日本古来の伝統だが、

運動会のように競技という勝負事になると、

紅対白は源平の対抗をイメージしてしまう、

なぜ紅白がおめでたいかといえば、源氏と平家が仲良くミックスして争わず平和な世の中になればめでたいことだ・・・

ということから始まったのではないか?

というのがオレの見解だけど 自信はない。

それとも紅白歌合戦のように 紅は女、白は男を表しているのか?

知ってる人いたら教えてもらいたいな。

オレたちの小学生の頃には源平盛衰記の話を先生に聞いたりして、

男の子は 勝った源氏の白組を希望する子が多かった・・・・、

歴史教育が行き届いていたということだ。

子供たちの声が学校の姿勢を次第に変えてゆき、

平成の現代では伝統的な“紅組・白組”をやる学校は少なくなった、

地域によって色々だけど、

「赤・白・黄色・青・オレンジ・紫・ピンク組?・・・」

ホステスの運動会じゃあるまいし、なんだか分からぬグループの対抗になった。

これならどこが優勝しても公平だと学校が子供たちに気を使うようになったのかな?

孫の運動会で 高学年の騎馬戦を見たとき、「風林火山」と「毘」の旗に分れていたのは 互角の力ということに拘るのなら なかなかのアイディアだと思った。

子供たちが 源氏と平家のこととか、「風林火山」と「毘」の意味とかをちゃんと教わって、理解してやっているのなら もっといい事だと思うけどね。

     

武士の先祖は 源氏と平家からスタートして 

清和天皇を祖とする「清和源氏」と

桓武天皇の「桓武平氏」の二派に区分されるそうである。

北条・足利・武田・徳川は源氏の子孫である。

源頼朝以後「征夷大将軍」を任命された足利尊氏・徳川家康は 

何れも源氏である。 

これは「征夷大将軍」という官位は 永久に源氏が継承するということを朝廷と約束し、慣例化してしまった頼朝の政治的手腕による功績である。

最初に戦国を統一したはずの織田信長が朝廷から拝命した官位は「右大臣」である、なぜならば 織田信長は平家の子孫だからである。

秀吉は百姓足軽の出身だから実力№1になっても 豊臣家に武士の血脈を入れようと自分の妹(朝日姫)を家康へ嫁がせたり(家康にすれば 四十を過ぎたオールドミスは欲しくないよと迷惑な話であったが、それを断れないほど太閤秀吉の力が強かったのだ)

信長の妹お市(浅井長政の妻)の娘 茶々(後の淀君)を側室にしたり、他にも色々画策したが、最終的な官位は「関白」である。

武士の肩書きの頂点「征夷大将軍」というのは 

外国と戦争するときに日本の大将になる人のことである、

秀吉が朝鮮出兵を強行して大陸制覇まで狙ったのは征夷大将軍の官位が欲しくて、 実際に自分が大将で外国と戦っていることを 何とか朝廷に理解させるためのパフォーマンスだったのではないかと思うのです。

なぜそんなに官位とか名誉に拘るのか、

権力者はみんな“見栄っ張り”なのかね、

リーダーの要素には プライドが必要なのも確かであるが、

人命を犠牲にしてまで見栄を張るのは愚かなことだ、

この時の秀吉の行動が 現在になっても韓国や中国からゴタゴタ言われてるし、そんな昔のことまでほじくって 文句いうほうもバカだけど、

木下藤吉郎の頃に一生懸命働いて日本一のサクセスストーリーの英雄となった秀吉も、若い頃の知恵やバイタリティは 日本人に勇気や希望を与えるお手本であったが、権力者となり富を手に入れた晩年は育ちの悪さというコンプレックスを払拭できずに 己の尽きることのない煩悩を露骨に出してしまった。

金銭的に豊かになったのに なんで心まで豊かになれないのかね、

現代でも 似たような人 いるけどね。

    身近にあった野球の旗印

10月26日

今年のプロ野球日本シリーズは 北海道日本ハムが勝った。

巨人から出た岡島が今年は日本ハムでいい働きをした、

あんなに個性があって打ちにくそうな若い投手を巨人はなぜ出してしまうのかと、

「巨人の星」の記事で、オラが言ったとおりになったべ・・・

パリーグの二冠王小笠原がFA宣言して 巨人が獲得に乗り出した、

今年もまた巨人の得意なストーブリーグが始まった。

巨人はまだわかってない、だからダメなのだとあれほど云ったのに

ホンマに懲りないシロウトだね。

なぜ二冠のタイトルを獲った人、ピークの人ばかり欲しがるのかね、

これから「タイトルを獲れそうな素材」を探せばいいのにね。

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ジャイアンツのタオルは新聞屋が持ってきた

タイガースのステッカー、Joshin電気でもらった

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今年もビリだったベイスターズの旗、来年は三位目指してガンバルゾ

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