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花の漢字

“文字”は基本的に“絵”から発展したものです。

漢字をよくみてみると 山は山のような形をしているし、川は水が流れているようで、

目も口も木も・・絵がそのまま文字になっているように見えます。

花はどうか?

「草冠」に「化ける」・・・・草冠は 地面から植物の芽が出た絵に見えます、

その芽がやがて美しい花に化ける・・・だから「花」という字になった。

組み合わせで意味が完成し 文字になるのです。

漢字は紀元前頃?大陸(漢)から伝わったものですが 

日本人は器用だから それを元にして“かな”という日本オリジナルの文字を作り、

中国の字(漢字)を解りやすくアレンジして日本の文化に進化させてしまった、 

日本語の漢字は 難しい字でも分析すれば読めるような仕組みになっているようです。

私の場合、例えば英語なら 知らない単語をいくら眺めていても意味は分からない。

文字の入力も字数の少ないローマ字変換のほうが速いらしが 自分はひらがな変換のほうが慣れているし、変換候補が多いときなどは言葉を分割して 違う熟語から探すほうが速いこともあります。

中国語は“謝謝”と“再見”くらいしか知らないが、

発音できなくても 漢字なら大体の意味は見当がつく。

漢字は 文字そのものに形や意味があって 内容が広く味わい深いものだからです。

田畑で力を出して働くから「男」・・・日本人は農耕民族だからね、

「母」という字は“おっぱい”を描いたもの、「人」は二本足の人間の形、或いは左右のどちらか一方が欠けると倒れてしまい互いに支えあっている姿だといいます。

女が古くなって姑(しゅうとめ)、三人集まると姦(かしま)しい・・

意味と文字がドンピシャだね。

筍(たけのこ)は竹冠に旬、形と意味を表した純日本的な“表意文字”です、

秋の七草ススキは「薄」または「芒」、古くは「尾花」、

たそがれて 枯れ尾花(ススキ)が茫々とした様は オヤジの薄くなった髪を連想させるが 禿や抜け毛に悩むことはない、”わび・さび”の域に達した年輪を誇りにするべきだ、それでも悩むならアデランスやリーヴ21に相談すればいい、ちなみにオレは白髪だからビゲンヘアカラーだけど・・・

野で球を追うから野球、蹴るから蹴球(サッカー)、庭でやるから庭球(テニス)、

卓上なら卓球(ピンポン)、馬が競うから競馬、自転車で競うから競輪・・・

簡単なことだけど 素直にナルホドと思えばいいのです。

   

ということで、今回は花や果実の難しい漢字を集めてみました。

初めて出会う字でも 花や野菜についての知識があれば文字の形を連想したり分解したり、意味の範囲を広げていくと答えが出るのが日本語文化の特徴です。

瓜(ウリ)に爪(ツメ)あり、爪にツメなし・・・

小学校の国語で こういう教わり方をしたのだが、

なぜウリに爪があって ツメに爪が無いのかは いまだに不明だ。

西洋の瓜メロンは甜瓜(舌に甘い瓜)、ちなみにスイカは西瓜、カボチャを南瓜と書くのは 原産地の方角のことか?

調べてみたら北瓜もカボチャ(西洋カボチャ)だそうです、 

東瓜は?・・・分からなかったが、

方角と関係ないが キュウリは胡瓜、トウガンは冬瓜、ヘチマは糸瓜と書く。

木瓜はボケである、キュウリを木瓜と思っていたら ボケ!といわれる?

Photo カボチャ畑

Photo_3 ヒマワリとコスモス

向日葵・・・ヒマワリの性質を知っていれば これは簡単、

薔薇・・・・バラ、読めるが書ける人は少ない(私も書けないが)、

この字は画数が多くて なんとなくゴージャスな感じがする・・・(シネェカ?)

さるすべりの木は 幹や枝がつるつるしてさすがの猿も滑ってしまうのではないか?

夏になると次々と紅い花を百日も咲かせるからという中国語の「百日紅」を

日本では「さるすべり」と読むことにしたのです。

昭和の時代には “田園”という喫茶店がどこの街にもあった。

合歓(ねむ)・檸檬(れもん)・馬酔木(あしび)・・・など、

レトロでお洒落な雰囲気を出そうとしてこんな名のスナックもあった。

敢えて難しい文字を使い、客が読めないからと気まで使って看板にフリガナしてる、

馬酔木なんて酔っ払いが行くにはピッタリの店だ。 本件とは全然カンケーないが 川崎のスナック“合歓の里”のトイレのドアには「音入」と書いてあった・・・ここまで拘ると安っぽくなる(安いから通ったんだけどね)

結論として 古くて難しい漢字は読めなくてもどうってことはないが、

日本人なのに 珍しい漢字をおぼえると得した気分になるものです。

子供のころ 初めて蒲公英(タンポポ)を知ったときは“目からウロコ”だった。

なぜこれでタンポポなのか今でも解明できないが、この三個の字のどれかが黄色と関係あるように思えます。

Photo_2 2003_01010004

写真は初雪蔓(はつゆきかずら)、葉の色が緑・白・ピンクなどに変化して、斑点の部分がいかにも初雪を想わせる 渋~い日本的な観葉植物です。

蔓(かずら)とは つる性植物のことで朝顔や鉄線(クレマチス)など種類も多い、

    

“名にし負はば逢坂山の実蔓 人に知られでくるよしもがな”

百人一首 三条右大臣

逢坂山の実蔓(さねかずら)というつる性植物が 逢って共寝をするという名前であるならば 人に知られずそれを手繰り(くる)寄せ、恋しい人のところへ通う方法はないものか・・という意味の恋歌です。

「さね」とは「さ寝(愛人と添寝)」、逢坂山は「逢いたい」をひっかけている、

隠語・掛けことば・季語などを駆使した日本の言葉文化の傑作です。

一口で言えば“あなたと会ってHがしたい・・”ということだけどね、

“上品とは 欲望に対して動作がスローモーなやつ”

立川談志語録は この歌の批評か?・・・どちらも感性豊かな日本語文化です。

Sanekazura2 サネカズラ

屁糞蔓(ヘクソカズラ)というのがあります・・・本当だよ!

実物を見たことはないが(見ても気がつかない?)図鑑で見るとかわいい花なのにすごいネーミングをされたということは臭いからだろう、

毒溜(ドクダミ)だって清楚な白い花なのに臭いからね。

Hekuso3 ヘクソ蔓の花

蜜柑(みかん)・葡萄(ぶどう)・林檎(りんご)・杏(あんず)・・などは 

日本に古くからある果実だから字は難しくても馴染みがあるが、

メロンのような舶来種は店頭に並んだ歴史も浅いから難解なのが多い、

甘蕉(バナナ)・万寿果(パパイヤ)・鳳梨(パイナップル)・・・読める人はあまりいない。

ならばグレープフルーツは大葡萄柑、・・・・嘘! 

それでは去年の記事「魚の漢字クイズ」にアクセスが多く好評だったので 

今度は花・果実・野菜の漢字です。

REVEL 1.

①沈丁花  ②茄子  ③枇杷  ④牡丹  ⑤紫陽花

⑥胡桃  ⑦秋桜  ⑧浜木綿  ⑨桔梗  ⑩茗荷

REVEL 2.

①撫子  ②蕗  ③石楠花  ④女郎花  ⑤玉葱

⑥紫蘇  ⑦竜胆  ⑧無花果  ⑨菫  ⑩風信子

REVEL 3.

①独活  ②李  ③木通  ④紫丁香花  ⑤玉蜀黍

⑥鬼灯  ⑦梔子  ⑧石蕗  ⑨石榴  ⑩薇

                

(回答)ジンチョウゲ、ナス、ビワ、ボタン、アジサイ、

クルミ、コスモス、ハマユウ、キキョウ、ミョウガ、

ナデシコ、フキ、シャクナゲ、オミナエシ、タマネギ、

シソ、リンドウ、イチジク、スミレ、ヒヤシンス、

(REVEL3の回答は次回)

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