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読書のすすめ その二

◆今どきの日本語

①「ホントですか」=「分かりました」の意味で使うが 会話中にホントですか・・と云われると嘘云ってどうするといいたくなるが・・、

 

②「ウソ!」=これも意外な事実を聞かされビックリしたときに使われる、本当!と思ったときに嘘!というのだ・・・否定の言葉が肯定を意味している。 これとセットで使う「信じられない」や「マジで!?」も、あまりに頻繁なので最近は抵抗なく自分も使うようになってしまった、

 

③ 例えば予約や注文を申し込むとき受付係りが

「こちらに○○を記入してもらっていいですか?」などの言い方をする。 当たり前だろ、そのために来ている。 May I ナンタラカンタラ・・を丁寧な言葉遣いとして直訳し、やたらにマニュアル化するとこうなる。

 

④ 例えば居酒屋で

メニューを持ってきて「こちらメニューになりま~す」

生ビールとヤキトリをたのんだとする、それを運んでくると 「こちら生ビールになりま~す!」「ヤキトリになりま~す」・・・ナンジャそれ?そんなの見りゃ分かるわ!!  これって、なんか変くない?(こっちまでなんか変になってしまう) 特にファストフードや安いレストランでこの傾向が顕著である。

オレの言いたいことわかるかな? 

教えられたままに「・・・なります」を使う彼等には多分わからないと思うが、そんなことをとやかく言う自分も今風の言葉に付いていけないウゼェオヤジだけどね・・

 

⑤ ユニーク編

「○○よりすこしあっちらへん」・・・又は「こっちらへん」、「らへん」は何処らあたりの意味で距離及場所的使用のほかに時間的使用法もある。「終盤らへんから盛り上がってきた・・・」とか。 

 

⑥ 番外編

某有名デパートで(これは女房に聞いたはなしだが)店員が代金のつり銭を持ってきて

「こちらお金様になります・・・」といわれたそうだ、

「え!なに・・・?」思わず聞き返したと女房がいう。

これは若い人が作れるマニュアルではない、おそらくその店舗の社長のポリシーであろう。

商人にとって「お金」は神様みたいなものだろうけど、

やだね・・・、それを社員の接客マニュアルにして 上品どころか貧乏たらしくて垢抜けしないケチな社長の半生が想像できる。

よ~く考えよ~ お金は大事だよ~♪・・ということは分かっているが

だからって「様」をつけるこたねぇだろ、これこそ「ウソ!シンジラレナ~イ」になる。

「ウンチクン」のほうが 遥かにかわいくてセンスのいい言葉だ。

そんなふざけた店で二度と買い物なんかすんじゃねぇぞ バカヤロ・・・こんなんだから オレはいつまで経ってもお金から見放されているけどね。

言葉も文化だから 明瞭で使いやすく時代と共に進化してゆく。

江戸時代なら「ホントですか」は「真実(まこと)でござりまするか?」

「ウソ!?・・・」は「偽り・・・」になる。

いまどき日常でこんな会話したら奇人変人になってしまう。

Photo

現代はスピードの時代、ウソ・マジ・キモ・オハ・アケオメ・コトヨロ・・・(自分が知っているのはこの程度だけど)言葉がどんどん簡略化され、スピードアップしてゆく若者の感性は賞賛に値する、

ところがその反面「・・・になりま~す」「・・・してもらっていいですか?」のような上品・丁寧・親切などを目指すマニュアルのダサイこと・・・、

このぎこちなさ?は 一体どうなっているのか。

無理して正しい日本語を使うこともないが意味も分からず営業用語をマニュアル化する人もそれを使う人も、これは変だと思わないところが変なのだ。

やはり 若者が本を読んでいないからこういう現象になるのです。

あるサービス業の店では 店長の他に「チーフ」と「主任」がいる、

スタッフが互いに堂々と客の前でそれを呼び合っている。

ある工事現場の施工業者が「プロジェクト計画?」の会議をしたという。

これらはもう 変?よりも面白い、

みんな真面目に頑張って働く人たちだから それでいいけどね、

Photo_2

教科書・参考書による進学のための勉強は マニュアル化された知識になる、

知識の習得だけでは 心は融通の利かない機械と同じ。

「読書」は勉強で覚えた文字や言葉の実技応用編です、

本を読まない人たちは 文字やことばの実戦経験が乏しいのだと思います。

最近の子供はパソコンや携帯電話の技がチョー凄いけど 本を読む子が少ない。

本なんか読まなくても 知りたい情報はいくらでも入ってくるし、

外で体を動かして遊ばなくても 部屋で楽しいゲームが出来る・・・、

面白いことが沢山あって 金さえあれば容易にそれを満たすことができる。 

本当に便利でいい世の中なんだけどね、

うまく表現できないが みんながインスタント食品で満足しているみたいで、

姿かたちのある自然食・・・てゆうか、本来の味覚・・・てゆうか、 

ものごとの「本質」に興味を向けさせるのが「読書」だと思うけどね。

昔の学校の校門には 二宮金次郎少年が働きながら本を読む銅像がどこにでもあった、

「蛍の光窓の雪 文読む月日重ねつつ・・・」

貧しくて照明の乏しい時代に 蛍や雪の明るさを利用してまで本を読みたいと願う勤勉な日本人の姿がそこにあった。

読書くらいしか「楽しさ」を求める手段がない時代ともいえるが、

本を読むことが学びの原点だったからだ。

また教育論になってしまったが、小中学校の教科に 国語とは別に「読書」という科目を新設したらどうだろうかとさえ思うのです。  ・・・・つづく

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コメント

こっちこそいつも勉強になってます。釣りの事はたっちゃんからも聞きました。いいお天気で、たくさん釣れるといいですね。ブログ(これも略語か)と写真楽しみにしてます。

投稿: ユキ | 2007年9月17日 (月) 08時16分

ありがとうございます。 
アメリカやイギリスでも若者言葉がヘンだとは知りませんでした。
勉強になりました。 先進国だからそういう傾向になるのかも?・・・ナンチャッテ、日本はこれでも先進国なの?・・・と思うことは沢山ありますが 爺さんが国家の心配しても何も変わりませんけどね。 自分のブログは長いので何とか読みやすく短くまとめようと努力していますが なかなかうまくいきません。
アメリカではアドヘン(アドレス変更)はアドチェン(change)になるのでしょうか?・・なんてバカなオヤジギャグを多用しながら これからも楽しく書き込んでいきますのでよろしくお願いします。 月末にはまた松本へ釣りをしに行く予定です。 オタチと二人で渓流にコスモス、山の風景、釣った魚の写真など沢山撮ってきたいです。   トラちゃんによろしく・・・・ 

投稿: myway | 2007年9月14日 (金) 16時04分

最近の日本語はやっぱりちょっと変ですよね。お兄さんもそう思うんだったら安心です。私はずっと日本とは縁がない生活をしていたから自分の方がおかしいのかと思ったりしてました。__たまに喋り方がおかしくなる事はありますが__特に流行語は殆ど知らないから今の日本の若い人たちの話はよくわかりません。アメリカでも最近はメールやメッセージが盛んで言葉を略すため、ちゃんとしたスペルを知らない人が増えたそうです。(YOU AREをU Rとか) この間読んだ本ではイギリス人の著者が最近の若い人たちのマナーや言葉遣いに憤慨している事をおもしろく書いてありました。どこの国でもそういう傾向なんでしょうか。私も読書はいつの時代でも大切だと思います。私は子供たちが2歳位の時から毎晩寝る前に本を読んで聞かせてました。そのおかげか、3人ともみな読書好きです。孫のトラちゃんも同じです。ビデオゲームももちろん大好きだけど本には違うおもしろさがあるみたいですね。
 それとこれは『花の漢字』ですがレベル1と2は一つを除いて全部読めたけど、さすが3は難しくて落第でした。

 うまく簡潔に書けないので長ったらしくなってごめんなさい。また新しい写真も載せてくださいね。

投稿: ユキ | 2007年9月14日 (金) 11時30分

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