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演歌の心(三)

 君を愛するため僕は生まれた

平成の現代は 日本人の嗜好の幅も広がり、明るく積極的なイメージも好まれるようになったのは いい傾向だね。

テレビドラマ「プライド」のテーマ曲に使われた英国のロックバンド、クィーンの

“I was born to love you.君を愛するために僕は生まれた”

彼女を口説くなら このくらいのウソがあってもいい・・・

この積極性は西洋人に見習うべきところだ。

恋は勢いみたいなもの・・・、言葉にすればウソになることもある。

男なら 惚れているのならウソでもハッタリでも突っ走れ!

グダグタするのが平均的日本男子の 伝統的にダメなところだった。

大袈裟なことを言わないと 人の心は動いてくれない、

当たり障りのない接し方では 友達にもなれない、

「恋」ならば尚更だ、自分の全てをぶつけなければ相手に理解されない。

昭和的にいうなら 男は「渚のシンドバッド」、女なら「どぉにも止まらない」になれ!

アタックするときはウソでもいい、大切なのは愛の言葉やプロセスではない・・・

二人で歩む人生が 互いに真実であることです。 

only one road をtogetherしようよ・・・? てことだ。

(こういうことは卒業間近に解ること、不良オヤジの無責任な見解だけど)

“出逢ったときの君は 食べてしまいたいほど可愛かった・・・・

あれから四十年・・・あのとき食べておけばよかった!”

きみまろさんのトークに 中高年になった二人が腹を抱えて大笑いできるのも

今も変わらぬ 一途な「真実」があるからだ。

(きみまろミニライブ  これは面白いよ)

http://www.youtube.com/watch?v=Mqhh-7Pjr7g 

歌は作者の気持ちを視聴者に共感させなければならない。

人の心を揺さぶることが目的でなければ 発表する意味がない。

従って、演歌の歌詞は 聴く人が「えっ?」と驚くような 極端で過激な表現が多くなる、恋をするときと同じだ。

興味を持たせるための宣伝効果を見込んだ作者の思惑もあったりして・・・?

私は評論家ではないが タイトルや内容に「地名」を使うと曲の売り上げに効果があるような気がする。

例えば 森進一 港町ブルース

♪背伸びしてみる海峡を 今日も汽笛が遠ざかる

あなたにあげた 夜をかえして

みなと みなと函館 通り雨・・・・

  ここまでは なかなかいい歌だ と思うけど、

  サビの部分が 二番以降になると

 みなと 宮古・釜石・気仙沼

 みなと 三崎・焼津に御前崎

 みなと 高知・高松・八幡浜

 みなと 別府・長崎・枕崎

 女心の残り火は 燃えて身をやく櫻島

ここは鹿児島 旅路の果てか みなと 港町ブルースよ・・・

これでは日本縦断港町ツアーじゃねえか?

なんかずるいよ・・・てゆーか セコイよ・・・と思う。

人気歌手が地元の地名を唄えば 町おこしの効果はあるし、少なくとも地元住民はレコードを買いたくなる。

ちなみに昭和四十年代、営業で「みちのくひとり旅」をしていた頃、釜石・気仙沼あたりのキャバレーではこの曲が流れていた(出張報告書には書かなかったが)、

ミリオンセラーにならなくてもいいが、日本中あちこちの地名を出して地域限定で売り上げの輪を広げれば あわよくばヒットする・・・?

一種の販売戦略と評価するのは オラのへそが曲がっているからだろうか。

東京、横浜、京都、大阪、神戸、札幌・・・メジャーな都市を題材にした場合は全国規模でのヒットを視野に入れている。

新宿、銀座、祇園、御堂筋、すすき野・・・などの繁華街も同様である。

1月29日 横浜伊勢崎モールを歩いていたら 故青江三奈の歌碑がありました。

Photo

ドゥドゥヴィドゥヴィドゥヴィドゥヴィドゥヴァ・・・で、

伊勢崎町を全国区にしたのは青江さんの功績だ、横浜市民栄誉賞と伊勢崎町内会特別功労賞に値するな。

Photo_3

それでは演歌の過激な表現に 再びツッコミいれてみっか、

八代亜紀   雨々ふれふれ もっと降れ 私のいい人つれて来い

                 (雨が人を連れてこれるのか?)

       曇り空ならいつも会いたい(晴れの日は会わなくていいのか?)

石川さゆり  誰かに盗られるくらいなら あなたを殺していいですか

                             (いけませんよ)

都はるみ   あなた 死んでもいいですか (これもいけません)

フランク永井  そばにいてくれるだけでいい 黙っていてもいいんだよ

                     (そんなの つまんねぇ)

弘田三枝子  私はあなたに 命を預けた (大丈夫か?)

五輪真弓   鳥になれ 大らかな翼を広げて (無理です)

加藤登紀子  百万本のバラの花を あなたに あなたに あなたにあげる

           (これも無理、大変な金額になる、貰ったほうも困る)

相良直美   二人のため 世界はあるの (フザケンナ!)

 

日常でなかなか云えないことも 歌の世界なら何でもいえる、

だから いいんだよね・・・

歌とは人間の夢、口には出せない 心の叫び なのかもね・・・。

 

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