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徒然に2008・ふり向けば夢の中(2)

12月3日、CT検査、三時前 予約時間より少し早く準備室へ案内された。

受付前のベンチで待っていると検査室からベッドが運び出されてきた。

五人の看護師さんが血相変えて押す、猛スピードで通り過ぎてゆく。

寝ているのは三歳くらいの子供だ、点滴何本もつけて 酸素吸入して・・・

誰が見ても重症、こんな光景初めて見た、ドラマで見たことあるが・・・これは本物だ。

イタマシイ・・・! カワイソーだよ! あんな小さい子供なのに・・・

見た瞬間に涙が溢れた、オラこの頃泣き虫だから、このての場面に弱いのジャ!

これから手術室へ行くのだろう、ベッドを押していた中にはオラのお世話してくれた担当ナースもいた、

助けろよ!その子の命 絶対救ってやれよー・・!・

若いほど未来が大きい 命が貴重だから、

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ウルウルしながら検査の準備室で問診、(☆印は 反抗期不良オヤジのぼやき・突っ込み、つぶやき、相手に伝わってはいない)

先ず本人確認の「お名前と生年月日」、今回は真面目に答えた、素直な気持??

造影剤のCT検査、前回は二月の手術前にやりましたけど かゆみとか吐き気とか大丈夫だったです・・・よね? 

☆あの時はほとんど死んでたのに!そーゆーことはこっちが聴きたい!

アレルギーその他の副作用のリスクがあるので この検査の必要性について主治医の先生に問い合わせている・・・、

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     この場に及んで「必要性」はネェダロ!本人の希望でいいなら コワイから必ずしも必要としない・・・けど。

主治医の先生が来るまで 昔 造影剤の注射した、痛くて泣きそうに痛かったよ・・・など経験を語る、まださっきの子供のことで涙潤ませながら・・・、

「まだ注射してないです」・・・??? そして更衣室で着替える。   

「全部脱いで着替えてください」検査着は上半身しかない、ズボンも脱いだ、

「スイマセーン、下も脱ぎますか?」「下はそのままでいいです・・・」

     オラ露出癖ではないよ、全部脱いで・・ていうから 一応聞いただけだ。

上はジンべェサンの和風、下はジーパンに靴の洋風、しかもガニマタ!? もうちっとマシな衣装はないの? 白装束までいかなくてもいいが 都会派ダンディを心がけているのに・・・、

これじゃ いなかっぺ大将 大ちゃんだよ。

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先生が駆けつけてきた、

更衣室から出ると 先生とばったり、「これ バランス悪いっすよねー・!?・」

先生もオラの姿を見て「ワッ・ハッ・ハ・・」二人顔見合わせて爆笑。

     カッチョ(格好)わりぃーよ・・・・

検査の先生と主治医の先生、二人でやってくれることになった。 これで万全、点滴の注射は先生がしてくれた、

     サスガ・・・痛くない!  

注射針刺したまま廊下へ出て隣の検査室へ・・・・ベンチで待っていたカーチャンも笑う、「何 それ・・?・ちゃんと着替えなさい・・・」 歩いてゆく他の患者さんも 振り返る、これじゃ ただのマヌケな爺さんスタイルだ。

☆なー、だからカッコ悪いって・・・・云ってるのに!(怒)

CTの大きな機械のドームの中へ ゆっくりと入ってゆく、

検査の内容は posiのブログから既に聞いていたので 緊張はしないが 造影剤入れると「花火が上がる」かどうか・・・ちょっとドキドキ。

「クスリ入れます」先生の合図と同時に 体内に造影剤が注入された。

モワーッと体中が熱くなった、花火は上がらなかったが 体が燃える?

熱いよ、燃えるよ・・・、これじゃぁ 横浜中華街の蒸した肉まんに なってしまう。

熱き血潮に燃える状態、激しく燃えた青春の恋とは こんな感じだったのか・・・・

揺れる想い体中感じて・・・坂井泉水さんを思い出した、これは燃える想いを感じている、

そうなると「パステルカラーの季節に恋した あの日のように輝いてる あなたでいてね ・・・」ここまで想いが駆け巡ったら もーダメ。 

涙がドバーだ。  オレは今 輝くどころか燃えそー?ホッカホカの肉まんになりそーだよ。

体中が燃えていたのは二分くらいだった、「大丈夫ですかー、何かあったら云ってください・・・」アタマ固定されてるから喋れないが 喋れたら 涙拭いてくださーい、と云ったね。 五分ほどでCTのドームから出た。  やれやれ 終った、

タオルで涙拭きながら更衣室へ戻った。

結果は来週聴きに行く、結果聴くときのほうが緊張する、コワイよ、何かあったらドーシヨー?!・・・・、悪い方向は見ないようにしよう、結果の良いことだけ考えて 明るくいこう・・・。  でもなんか落ち着かない、時が経てば 何とかなるでしょ。  それよりもさっきの子供、どうなったか?帰り道は神に祈りたい気分だった。 人間は弱い、オラは特に弱い・・・

助かってほしい、ついでにオレも・・・・、あの子供を運んでいたのは強い看護師さんだ、オレの時も必死になって 半べそかいて頑張ってた 陽気で優しい人たちだ、大丈夫だよ、あの子が元気な笑顔を見せるとき 日本の未来は・・・ wow wow wow wow・・!・世界が羨む。

検査室からベッドで運ばれてゆく子供、それを必死に押す看護師さん、それをみて泣きながら検査室から出てくるボケおやじ、検査フロアにも色々なドラマがある。

人生いろいろだ。  

造影剤はオシッコで体外へ出るらしい、水分沢山とってください・・・

翌日は体調も良くなって朝からお散歩コースとプール、紅葉がやっと赤く染まった。 

今年の闘病記、入院よりも退院してからの方が戦いだった、自分自身と闘う日々だった。夢の中にいたような八ヶ月だった。 いつものようにプールのあとバニラソフトクリームを食べる、販売機から2個出てきた、2個も食ったらまたメタボの心配だ、受付へ持ってゆき「コレ・一個上げる・・・」受付の人は「すみません・・」クレームかと恐縮していたが「アタリです・・・!」とのことだった。これでもラッキーのうちだ、今年のオレはツイている、明日の検査結果もラッキーでいこう。 今日はいいことあった、アイスクリームのおまけが当った・・その程度でいいなら幸せだよ。

明日も何かいいことありますように・・・・(^.^)

歩くことに関しては存分に闘った、悔いはない。 これで逝くなら「寿命」ですから。

読者の皆様へ

今年は お騒がせ不良オヤジが大変ご心配ご迷惑をかけました。 まだ来年も生きる予定ですが ブログにも遊びに来てください。 

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