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オレ流少年野球(3)幸せの時PART1

運動会

学校の運動会には招待状が来る、グランドを借りる立場だから学校とはうまくやっていく必要がある。 毎年ご祝儀を一本持って来賓席へ案内されるのである。

少年野球の監督は野球の指導と地域との交流、営業的な要素も必要なのである。

早い話が 練習量が多ければ強くなる、練習にはグランドが必要、校長先生と仲良くなるのも強いチームを作る秘訣である。

運動会、午前の部、昼時少し前に 来賓は教室で昼食の時間が始まる、私はPTAではないが特別待遇、校長先生、教頭先生、その他教務主任とか・・・幹部クラスの先生と共にビールを飲みながら懇親会である。 本当は若い女性教師のそばへ行きたいが 状況が許さない、

校長先生も興味津々で酒を勧め、教育的論議を交わすのである。 モノになりそうな子はいますか・・・? 将来野球選手になれそうな素材は運動会見ていれば大体分かる、私は勧誘したことはなかった、部員が多すぎてコーチ・スタッフのやりくりが大変な時期、

どーしようもない子をリストラしたいくらいだった。 野球指導の理念とか方針とか・・・強くなる秘訣は・・?・無法者ばかり集まれば強くなる、 野球部の子は素直な良い子が多いのは・?・・オレにぶん殴られるから 良い子のふりしてるだけ、優等生ばかりではなんぼ練習しても強くならない、 体力、運動能力のある子を揃えれば 放っておいても強くなる。 あんたは幸せ、教え子をぶん殴れるのはいい、教師にはそれが出来ないから。 

校長先生は定年を控えていた、卒業した教え子が 大手企業の役員とか偉い人になると心配、普通の社会人になってくれたほうが安心する、思い出に残る教え子は 皆ヤンチャで問題児だった、それがどんな大人になっているか、妻と子供と 普通の会社員で普通に暮らしていることを知ると幸せに思う、教え子が幸せだと自分も幸せ・・・、これが親心である。だんだん話が盛り上がった頃、午後の部がそろそろ始まるという知らせに「運動会は もーいいですから・・・閉会式に間に合えばいいですから・・・」と皆に演説する。 酩酊しながら サスガ校長先生だ、おれ校長先生好きだなー・・・と思った。

ヤンチャな無法者を指導するのだ、指導する側も彼等以上のヤンチャが要求される。  暴力団より警察官のほうがコワイ人になるのと同じだ。

校長先生とは その後何度か川崎の夜の街へ同行した、教育者、僧侶、病院の先生や看護師さん、聖職に従事する人たちは 酒を呑む席では水を得た魚のようになる、オラは会社員で幸せだった。  毎晩が水の中の魚だったから。

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    近況 

7月下旬、去年の今頃も暑い暑い真夏を意地と根性で歩きまくった。  汗を拭きながら思い出し笑い?! それが涙に代わる、思い出し笑い?例えば入院中のリハビリ室で、粘土で何か作ってください、てことで、幼稚園レベルじゃねぇかよ・・・と、反抗期の不良オヤジは「うんちくん」を造った、担当のナースちゃん①②が「出来た?見せて・・・」「ハイ・どうぞ」とうんちくん持たせる、「ウッヒャー?!・・・なにこれ?・・ヤッダー、センパーイ、この人ウンチ造ってる」先輩と先生がすっ飛んでくる、「ダメです、真面目に ちゃんとしたもの作って下さい」「????何で???、これ ちゃんとしたウンチくんですよ、ちゃんとしてるでしょ」ちゃんとトグロ巻いて、立派な形、ここでは優秀作品だと思うけどなー?・・・確かに上手にできてる・・・先生はオラの味方だ、感心してくれた、男同士だ。   ああ云えばこう云う、悪戯ばっかりで皆がヘトヘト。  オレは余程悪い奴だったのか? シモネタばかりやってたから今バチが当っているのか?  良いこともあった、青春の思い出が次々と駆け巡る、今は人生を堪能している。 過去も現在も 濃厚な日々を生きている、今は幸せだ・・・(^.^)  

    

この頃は たまに読書する、やっと・やっと・・穏やかな時間ができた、 きみまろさんの文庫本を読み 一人で笑っている。 巻頭の一節から笑っちゃう、ちょっと拝借、 「愛だけあれば生きていけた最初の三ヶ月、思い出して。 ご主人が帰ってくる。 玄関で待ったじゃない。ドキドキしたじゃない。 口紅引いて待ったじゃない。 あれから四十年、今では カーテン引いて待っています。」「若い頃はよくハメをはずしました。あれから四十年、いま、はずせるのは 入れ歯だけです」 一人で笑ってる・・・バカダネー、オレもバカだけど・・・ 笑うことが多いから 今が幸せの時・・・

少年野球に燃えていた頃 劇症肝炎で死に損なった、あの時死んでいたら 葬式は弔問客で大騒ぎだったろうな、若いときほど葬式は盛大だ、死ぬならばあのときがチャンスだった・・・とか、しょーもないことまで想いが駆け巡る。  オレは勝負師になりたかった。 勝負師とは負けても平気でいられる人 オレはそれに向いていない、負けることが嫌いな人は勝負事に向いていない、勝ち負けという結果にだけこだわって悔しくて眠れぬ夜もあった、それが酒の腕を磨いていた。 相手を評価しなければ自らも向上しない。 それに気が付くのに三十年もかかっている、

肝臓病で入院中は花に囲まれていた、花に埋まって葬式の棺のようだった。 毎日花の世話をした、それがきっかけで園芸の趣味が始まった。 花は見てやらないと枯れてしまう、花は女の子だ、守ってやらなければ・・・と思う。 先生は花のジャングルを掻き分けて回診に来る。 卒業した子供たちまでグループ別に見舞いに来る、五六人で肩や腰を揉んでくれる、オレもうダメだから・・・そういう人は大丈夫だよ、監督がいないと皆が寂しいよ 早く元気になってよ・・・中学生に慰められる、監督は鉄腕アトムかと思っていたけど 人間だったのですね・・と、お母さんのグループ、そーですよ、私は弱いですから、勝負に負ければ眠れない、女に振られたら泣きますよ・・・次の見舞い客が待合室で順番待っている。  ベッドに戻るとバーのママさんからの花束がベッドに乗っている、唯の酒呑みだから・・・。 ライバルチームの監督まで見舞いに来る、・・・・メロン、すいか、巨峰、マンゴー、・・・普段食わない果物が食い放題、サスガに酒はなかった。クレープとかいう大人には馴染みのない食い物、マックかロッテリアか? 子供たちが百円ずつお金出し合って・・・これが子供のかわいいところ。 謹んでご馳走になりました。

みんなに心配かけていた、美味いもの食って・寝て、甘えて、幸せが身に沁みた。 幸せの絶頂期だった、青春は失敗ばかりだった、失敗は顔だけで充分なのに少年野球だけはまずまずだった、上手く行った・・が、一つくらいあってもいいでしょ。

人に迷惑かけないこととは健康でいることだ。 

そして去年の入院は 若いナースちゃんたちにチヤホヤされて、オレがそんなにモテるわけないよと分かっちゃいるけどヤメラレネェ、楽しい経験をさせてもらいながら 不良オヤジはご機嫌で周囲に迷惑かけていたそうであるが  動くことと食うことでは 人に迷惑かけていない(つもり)、隣の人はごはん食べさせてもらってる・・・いいなー・いいなー、オレも食べさせてくれないかなー、サービス悪いぞ、ホステスが消えた席で一人寂しく呑んでいる客みたいだよ・・・一人で食えるから幸運だとおだてられるが、二食も抜いたらオラ多分死んでいる?! 便秘の苦労だけだったから・・。 

二度の大ピンチにもしぶとく生き残り 今年もまた歩いている。  本当の勝負師とは ここぞという時に勝つ人のことだ。

最近は目が良く見える、読書が楽しくなった。 死ぬか生きるか、二度も体験した大病が「ここぞという時」かどうか知らぬが命を賭けたのだから大勝負だったのかも? 結果的に生き残っている。ラッキー&ハッピーがやっと実感できるようになってきた。  ウソみたいな幸運、こんなに幸運でいいのだろうか? 今日も歩いたが去年のスピードはない、歩けることは有難いことです。 きみまろネタ もうひとつ拝借「外見が年とともにヨレヨレになっていくのは自然の摂理です。昔ピチピチ、いまクシャクシャ、昔フサフサ いまツルツル、足はガクガク目はショボショボ、おしっこチョロチョロ・・」お散歩コースの向こうには中高年世代が待っている、今年は散歩途中で神社仏閣を見つけたら感謝を込めて合掌しましょう、心はいつまでも青春でいられるように。   

Photo_3ゆうばえの道

    7月20日、テレビで「初めてのおつかい」観た。 オラのお散歩コース ゆうばえの道を舞台に三才~四歳の女の子アリサちゃんが お誕生日パーティのケーキを買いにゆく、スーパーへ寄りケーキ屋さんへ行って・・・だんだん暗くなるし 荷物は重たいし、時間が間に合わないとどうしよう・・・、走るとケーキがグチャグチャになる、お友達はみんな待ってるかなー? 間に合うかなー? 早く食べたい、早く帰りたい、・・・沢山悩みを抱えながら えーん・えーん・・と、泣き泣きゆうばえの道を帰る。 これはいつみても泣けてくる、笑いながらだんだん涙になってしまう。  カメラマンも通行人も 周りの人たちは皆スタッフで 皆に守られながら 必死になって歩く、社会全体がやさしさに溢れているようで・・・アリサちゃんが幸せだから 愛おしくて皆泣けてくるのだ。 幸せな子供を見ると大人も幸せを感じるからだね。

 この道をオラは去年から何度も歩いた、泣いたり笑ったりしながら・・・基本的にお笑い系ですから面白いことを思い出しては笑いが出る、でも他人からみたら気色悪いよ、サングラスが手放せないが笑顔が大半ならば アリサちゃんほどではないが幸せだと思いたい。 孫娘ひーちゃんが三歳の時、皆で買い物に行った、本人はお手伝いモード全開で何か持たせろという、軽いものが良いとティッシュの箱を持って歩く、自分の背丈と同じくらいあるから肩に担いだり 大汗かいて顔を真っ赤にしてがんばった、「あー・・・お買い物はキビシィー・・・」ひーちゃんの名言である。孫が幸せだと 爺ちゃんも幸せだね。  7月28日、テーブルにお寿司とお稲荷さんがあったので一個つまみ食いした、「ダメよ、手で食べちゃ・・・」「手で食べてないよ、ちゃんと口で食ってるよ・・・」飲み食いと動きに関しては家の中でも絶好調です。

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