« オレ流少年野球(3)幸せの時PART1 | トップページ | 時は巡り また夏が来て »

オレ流少年野球(4)幸せの時part・2

夏の地区大会、準決勝、5対7でリードされていた、7回裏2死 走者1・2塁、バッターは四番キャプテンのカッチャン、2ストライクからの三球目、 振れ・・・思い切り振れ・・・!

念じることはそれだけだった。  コキーン・・・と打った、左中間の森の上までボールが飛んでいった・・・・。 逆転サヨナラ3ラン、ドラマみたいなホームランだった。

ベンチは大騒ぎ、子供たちは飛び上がり狂喜乱舞、オラは応援のお母さん数人と抱き合って喜んだ。  

お母さんといっても小学生のお母さんだ、三十代の女盛り? このハグは公認である、誰も咎めたりしない、ウレシー、良かったねー・・・!女の芳しい匂いに酔いしれて心地よいハグである、♂と♀だから その感情は自然である。 野球の醍醐味、監督冥利に尽きるとはこういうことだ。  ホームランだからこれができる、決勝スクイズだったら こうはいかない、唯のセクハラオヤジになる。  カッチャンはヒーローだ、みんなにもみくちゃで、監督は若いお母さんを真昼間から抱っこ・・・・?! こんな幸せはめったにない。 天高く純白の球舞い上がる・・・、当時は清純だった、嗚呼青春よ何時までも・・・の気持ちで歓喜の輪の中に居た。 団塊世代以降になると女をハグるには夜の街で高い金がかかるようになる?から ホームランの有難みが分かる。

Photo  

子供は不思議です、いくら教えてもまるで分からない、もー知らね・勝手にやれ・・、と放り投げても あるとき素晴らしい感動を伴って戻ってくる。 離れたかと思うと いつのまにかちゃんとくっ付いている、さよならの一言だけで去ってゆく、彼等は大人の理想や都合に関係なく 容赦なく通り過ぎてゆく、彼等は季節だ、 それに気が付いたときが 幸せな時だ。 あれから25年、卒業した弟子たちは皆 女房もらって子供もできて、人並みに暮らしにまみれているらしい、頭髪の悩み、育毛剤を使う中年に成長している。少年野球の指導をしている子もいると風の便り、「バントをしない」私と同じ理念を実践している。 彼等が今幸せならオレも幸せだ。 卒業生を送り出す校長先生の気持ちが理解できるようになった。 「仰げば尊し わが師の恩・・」オレは尊いことなんか何も教えてないよ。 子供たちには こっちが御礼をいいたいよ。

思い出に残るいい試合が いくつもあった、しかも無料で女を抱きしめていた。 いつまでもこんなこと言ってるから信用されない?が バントをしない野球には こんないいこともあるのです。 アダルト目線ですけど。

 監督がこんな価値観だから 栄光には無縁だった。 全国制覇とか 県の大会優勝とかはないズッコケチームなのである。 精々リーグ戦のブロック優勝くらいなものだった。

決勝トーナメントで 肝心なところでバントしないから負けた思い出しか残らない。 バントはむかつく、バントで勝利しても価値がない。    

それでいいのだ。 信念とは頑固なものだ、 損でアホだと分かっていても そうせずにはいられない、頑なに貫き通す一筋の道だ、自分に正直になれるから 幸せなとき。

Photo_2

バント・・・アウトになる練習して何になる、かっこよく勝ちたい、楽しもう、コーチも監督も子供たちも チーム全体がフルスイングに拘った。 少年野球の指導者が このブログみても あまり参考にならないね。 ホームランは偶然ですから、教科書通り練習したから打てるってもんじゃないですから・・・。ヒットエンドランは好き、バントでみみっちい1点よりも三塁ランナーがいればエンドランすることもあった。 バントは少年野球の基本・・? 相手チームの監督は オラを「強気な監督」と言う、違うんだな、バントさせる勇気がないだけだ。 失敗してミジメになるのがイヤなだけだ。 バントの失敗はサンメンマチでリーチしてドラのタンキマチへ一発で振り込んだほどミジメだ。 デ~ンと座ってドタバタしないのは格好つけていただけだ。 子供たちの技量に任せていただけ。

バントほど つまらないことはない、打撃練習は打つ練習、バントを上手になるために野球を志す子はいない。

バントは野球場でウンコ踏んだくらい不快なことだ。 それが私の野球理念、

バントは嫌い、送りバントを一度もしたことがない。サインは一応あった、耳クソ掘ったらバント、ハナクソほじくったらスクイズ・・・かなりベテランのころである 試合中に自然にハナクソほじった。 バッターはランナーいないのにバントの構え・・・アホかオマエは?・・・監督も選手も この程度でありました。

バントを戦術に使えないから野球を語る資格はない? 少年野球指導の関係者には信用されなくてもいい、

バントを語るのもイヤだ、だからもう云わない。 バントの練習しなかったからソコソコの強いチームにはなる・・・これも指導法の一つである。

 野球は「失敗」のゲーム、失敗を競うゲームである。 失敗だらけだった、失敗は皆顔だけで充分なのにね(きみまろネタ)

Photo_3  

少年たちを怒鳴り・ぶん殴り、力ずくで同じ方向を向かせていた、大病に倒れ野球を引退してからは花を愛する優しいおじさんになっていた。  

町田で暮らしていた頃は 出窓と広いバルコニーがあった。 出窓には胡蝶蘭、シンビジューム、デンドロビウム、オンシジウム・・・洋ランの鉢植えを育てた。バルコニーには クレマチス、ポットマム(鉢植えの菊)、ミニバラ、ドラセナ・・、洗濯物乾す場所がなくなるとカーチャンに小言云われながら 沢山の鉢植えを育てた。  胡蝶蘭は毎年大きな花をつける、春に花芽が出たのを見つけると心温まる幸せを感じた、夏には庭に百日紅の赤い花が咲く、季節はずれのウグイスが啼く、男の子は荒っぽく鍛えていたが、花は女の子だ、優しく見守って世話してやれば 毎年きれいな花を咲かせる。  花は嘘をつかない、愛を捧げることができる。 園芸は恋愛に似ている。  人の幸せとは 胡蝶蘭のつぼみを見つけたときのようなものなのだ。  戦わなくても幸せを味わうことが出来るようになってきた。 

お散歩コースにノアザミの花を見つけた、朝顔にヒマワリ、紫陽花の葉に蝉の抜け殻を見つけた、散歩しながら この程度のことで季節の巡りを感じる、青春は戦って燃えた、勝つことに幸せを求めていた。 去年の大病から もう一年半が経った、バカ云ってるうちに また夏が来た。 逆転サヨナラホームランのように幸運に恵まれた一年間だった。 今は 巡る季節の中で 時の流れを味わうのが この上なく有難く喜ばしいことに思えて 幸せだ。 

Photo_4

|
|

« オレ流少年野球(3)幸せの時PART1 | トップページ | 時は巡り また夏が来て »

オレ流少年野球」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/73843/30901273

この記事へのトラックバック一覧です: オレ流少年野球(4)幸せの時part・2:

» 少年野球バッティング最新指導法 [元巨人軍コーチ 少年野球バッティング最新指導法]
もし、あなたが、・今の少年野球チームをどうにかして強くしたい ・公園で息子に、”プロのバッティング”を仕込みたい ・息子に変なクセがつく前に、ちゃんとしたバッティング指導をしておきたい。 ・子供に教える前に、自分自身にも「バッティングの基礎」を叩き込みたい。 ・打撃で悩むわが子を何とかしてあげたい ・わが子がもっと試合に出られるようにしたい ・わが子のバッティングを上達させて、ライバル達に差をつけたい そんな思いを持ちながらも、的確な指導方法がわからず、打撃で悩むわが子に何もしてあげられない…と悩ん... [続きを読む]

受信: 2009年8月19日 (水) 17時22分

« オレ流少年野球(3)幸せの時PART1 | トップページ | 時は巡り また夏が来て »