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2010年9月

ぢじょでん総論(2) ベテランの痔論

病ダレに寺と書いて「痔」という字になります。 お寺(墓)に入るまで治らない・・という意味である。 

漢字は中国「漢」で生まれた文字であるが 「痔」は日本民族の歴史・風土・生活習慣から生まれた漢字である。 痔は日本民族伝統の病気ということになる。 トイレのスタイルが原因・?・これこそ生活習慣病である。 

自叙伝のリクエストに応えて メインテーマをの体験談にするとは情けないが オラの自伝は病気との闘いである。 内科・外科・整形外科・皮膚科・最近では 脳神経外科・眼科・歯医者まで、自分自身が病院のハシゴしながら医学に貢献・・? というより 病院のお世話になってきたから今日もしぶとく生きている。 

最も付き合いの長いのが痔である。 痔と共に歩いた四十余年、苦痛の涙も笑いもあった。 痔は我が人生の伴侶代理?である。 痔のクスリは今でも時々お世話になっている、最近は 足腰の痛み止め系のクスリと、痔の座薬、結局下半身の薬ばかりである。  アタマのクスリがあれば有難いけどね、バカにつける薬は無いものか、バカを治す薬はない、これ発明したらノーベル賞ものである。  クスリで治る病気は病気のうちに入らない、オラに言わせりゃ。

病気とは 気が病むと書くから 人類特有のもの、野生の動物も植物も ひとたび病気になるとそれでおしまいである。 人間の偉いところは 病気を治す術があるからである。  肉体的に痛みが消えればそれでいいが、治らないのが一流の病気である、持病を抱える人はそれだけ一流の人間なのである。 痔は持病の代表格、そうでも云わないと自慢になることないから。

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◆オレ流アドバイス 痔もベテランになると 病院へ行くタイミング・潮時が分かってくる。 どこかに痛い箇所があっても 見える場所なら薬をつけたり 自分で何とかなることもあるが 痔は見えない場所だから状況が認識できない、手探りで指でも突っ込んでも満足な治療ができない、専門家(医師)に診てもらうしかない。 「痔」は 恥ずかしい病気・・と思われ、公表したがらないのが普通であるが 痔のほうが異性にモテるよ、例えば入れ歯・出っ歯・ハナペチャ・ブス・顔に問題あるよりは 見せるところじゃないからと 前向きに考えればよい。

オラの場合 痔の手術は二十代に三回経験しているが  最近 痔が痛くて病院へ行ったのは10年前、平成になってからであった。 昭和の時代は「肛門科」だったが 今どきはどこへ行っていいのか分からなかった。 「肛門科」なら判りやすいが 今時は そういうのがない。 総合病院の「消化器外科」が正解だった、 口もお尻も消化器のうち??(燃えるほど痛いから消火器?)手術の覚悟もできていたのである。 

先生がお尻に顕微鏡の筒みたいなものを突っ込んで・・「あ・いる・いる、ウワースゲエ・・累々としてる・・・おーい、ちょっと来て、見てみなさい・・」そのへんにいた若きスタッフを呼ぶ。  美しい女医が三人寄ってきて「うわー・・、あ・ホントダー・・スゴイ・スゴイ・?」交代で覗きながらキャーキャー騒いでいる。   若い女性に尻の内部を公開して・・・オレだって・・・恥ずかしいよ、紳士のプライド崩壊する惨めな姿である。 立場逆ならこっちが覗いてみたいよ・・・・・???・・紳士はそういうこと考えてはいけない。 通院で何度も見せていると慢性化して平気になってくるから情けない・・?  早めに診察してよかったですね・・・もう少し遅くなるとクスリで治すのが難しくなるからね・・・、   結局パンツ脱ぐのに抵抗あるからだね、男も女も、婦人病の検診も早めならよい結果になる、 それならば 男も女もパンツ履かなければいいのに・・という説もあるが これを云うと叱られる。  結局 飲み薬と軟膏で治るから 医学の進歩は ありがたいことである。    また身もふたもないこと言うが いつまで経ってもこれだから叱られる、 「痔」はどう転んでも下半身の話になるから。

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オレの自叙伝は病気の体験談、忘れてしまいたいのに忘れられないことばかりである。 この頃思うのは 「忘れたいこと」とは 本当は「忘れてはいけない」大切なことなのかもしれない。 忘れられることは どーでも良いことだから忘れられる・・というよりアホなら簡単に忘れる、だからバカは長生きするのかもしれない。 病気とは過去の苦悩の体験を未来に生かす、前向きに生きるための修行になるのだ。
オレ流 痔の対処法、結論は「早めに病院いくこと・・」である。   お尻  を見せればいいだけだから簡単なことだ、快感にならなくてもいいけどね。   今はスゴークいい薬があるから 大丈夫だよ・・・ということです。  病の辛さは経験者しか判らない、勝負下着選ぶのに悩まなくてよい、パンツなんかどうでもいい、早く治したいからね。

歯医者も同じようなものである。 昭和の時代は虫歯の治療は決死の覚悟であった、先生の隣に立っているアシスタントの女性が手でも握ってくれたら どんなに気が紛れるだろうかと思ったものであった。  今年は痛くなる前に 違和感を自覚したタイミングで 歯の治療に行った。  定期的にメンテナンスすれば 虫歯も小さいうちに簡単に治るのである。  一昨年の夏、眼の手術で ひとりで舞い上がり 怖がって大騒ぎしていたが、あの時だって 麗しき女性が手でも握っていてくれたら あんなに大騒ぎしないで済んだと思うよ。 そのうち 手術室のスタッフが手を握ってくれる、ナースの尻に触っても怒られない、円満に触れる方法が確立される時代が 近い将来本当にやってくると信じたい。(ね・前向きな思想でしょ・・いつまで経ってもこれだから評判悪くなる??)

Photo_4      先手必勝、どんな病気も早めに対応すれば治りも早い、命に関わる重大な病気ほど早めの対応がベストである。 過激なことを云うが 病気を知らない先天的健康人や忙しくて休んでられない という人物が組織の役に立つ例は少ない。 無遅刻無欠勤に有能な人材はいない。 皆勤賞も無能の証明、それを推奨優遇する習慣が日本をくらげにさせる。 生産しないで権利を主張するバカを救済する無駄な支出が日本経済低迷の根源になる、 最終的には無駄な税金使う国家までもクラゲになるのだ。 中国に売られた喧嘩が買えないとは 情けない。 オレが総理大臣やったら?? 今頃は尖閣諸島に基地造ってる?、どーなっても知らないけど・・? 腹を立てたり喧嘩腰になっては身体によくない、仲良く笑顔でお付き合い、いっそのこと先方が景気良いのだから たまには逆に援助してもえばいいじゃん?・・そんなことまで心配させるな、だから痔が痛くなったりするのジャ。 空想漫画的脱線になりましたが、 病気で痛いのは本人だが、人に迷惑かけるのがいけない。倒れたり寝込んだり、死んだりするのが人の迷惑になるのだ。                      オラは医療機関の宣伝係ではないが、現代医学は普通の人が知る以上に 日々著しく進歩している、楽に優しく治してくれるよ。  CTもMRIも凄いよ、脳みその中身まで見えるからスゴイよ、腹黒い人は腹の中が真っ黒に写るのかも。 そのうちコイツは何を考えてるかまで判るようになったら困るな、オラろくなこと考えてないからな。  もぉだめだ・・なんて思ったらダメだよ、気持ちは前向きに、見せるのはお尻。 早く行動するほど傷は浅い、だから早く病院行きなさい、それが云いたいのであります。  秋分の日も過ぎてやっと涼しい秋になりました。 秋が急にやってきた?、気温が下がれば もみじの季節もやってくる、・・・これから冬に向かって 痔が痛む季節です。 痔病を抱える読者各位、ある朝突然真っ赤になったトイレで「生理が来た・・?」と慌てないで(あるうちが花ですから)冷静に早めに対処して 健康で美しい秋を楽しみましょう。 

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坐骨神経痛始末記

◆「ぢじょでん」は痔のほかにも色々あるから

実りの秋、読書の秋、芸術の秋、秋の夜長、スポーツの秋、天高く馬肥ゆる秋・・etc.

日本の秋は色々な言葉で表現されます。  

競走馬は五歳の秋が充実して最も強くなる時期、人間も夏の暑さから開放されて身も心も落ち着いて 勉強に仕事に集中できる季節。  

静かな秋は「大人の季節」です。 

鮭の遡上が始まる、鮭にとっては 一生一度の「恋の季節」、人間だって恋をするなら秋がいい、オラもたまには 鮭のように頑張ってみたいけれど、 いい年して あんなこと頑張るのは みっともないでしょ、・・・これは熟年世代だから言えること、「あんなこと」は・・・・? もう とっくに卒業だよ・・(興味はあるけどな)?   あれから何十年・・? 沈む夕陽を何度見ただろう・・? 長い人生が愛おしくなるような 遥か彼方の思い出だ。

 

若い人がこんな考えになってはいけないよ、これから産卵する魚たちに 負けないように頑張ってもらいたい。 ハナからシモネタになって恐縮ですが、いつまで経ってもこれだけど これがmywayスタイル、だから。

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今年の夏は特別だ、暑すぎるよ。先週は「男たちのヤマト」の映画を観て 泣けたな。

九月十一日、NYの同時多発テロの記念日、あの時のニュースの画像は 誰の記憶にも残る衝撃映像だった。

戦艦大和が沈む瞬間の画像と 貿易センタービルが崩れる姿、世界最大最新鋭の戦艦が 悲鳴を上げて縦になって沈んでゆく。 どちらも似たような姿で滅んでゆく、人間の愚かさを象徴するような悲しい光景が 情けなくて泣けたね。  日本海軍の兵士が上官にぶん殴られたり、生き残って故郷へ帰った少年兵が 近所の人に よくおめおめと生きて戻ってきたもんだ・・と皮肉言われたり、あれじゃ 立つ瀬がない、彼は何のために戦いに行ったのか、戦争は悲劇以外の何ものでもない。
大和が沈むとき思ったのは こんな人間どもはみんな死んでもいいのだ、そんな気になる自分も情けないが 可哀想なのは 悲鳴を上げながら海底に沈んでゆく大和だけだ。  日本の戦争映画で 面白かったと記憶に残るのはない、負け試合のビデオ見るのと一緒だからな。  悲しくて 情けないのばかりだ。 日本人として痛快で面白かったのは「トラ・トラ・トラ」くらいなもの。        

このごろの夏は 毎年記録的な暑さ、海水温が高くなるから 魚が死んでゆく、サンマがいなくなったとか 栗の中身がスカスカだとか・・・みんな人間が悪いと わかっちゃいるけど どうにもならないとは・・。 人間はバカだ、バカでバカで 地球上で最強のドーショーもないバカのチャンピオンだ・・。 オレもバカだけどな。 

この頃とても気になるの

先週はチェリッシュ「白いギター」を聴いて 泣けて泣けて・・・ このジャンルが好きだからな。             白いギターに変えたのは 何かわけでもあるのでしょうか    このごろとても気になるの あなたのまわりの 小さなことが  愛し合う二人には 恋の予感が嬉しくて   花を摘む草原に 秋の日差しが眩しくて・・・♪  

えっちゃんの歌声が素晴らしい、歌詞も曲もいい、日本の秋にぴったりの昭和の名曲である。  秋になると こんな感情もあるのです。

また身もふたもないこと言うが 恋をする女は 身も心も こんなに美しくなるんだね。  男だって その女のまわりの小さなことが 気になるときが 恋の予感である。  ところが男は 気になる相手に目移りするから 忙しいのである(オラの場合、過去の話)。  気になる異性がいるときは人生輝いている時期だ、オレんちの場合 互いに気になるのは ボケてないかどうかである。 

この頃は花を摘む草原に花が咲いていない、野菊の写真を撮りたくて散歩に出かけたが 花がなくても気にならない・・・?  何をしに来たか忘れてるから??、 
今年も 秋の日差しが眩しいけれど 晴れた日は暑くて 外へ出るのが大変だから情けないよ。

オラの場合は「馬肥ゆる秋」、このごろは食ってばかりいる。
間食は良くないが いつも口が動いている、 ある日突然サンマが食いたくなってみたり わらび餅食いたい、せんべい食いたい、・・・その他いろいろ、年がら年中何か食いたいものがある、カロリーオフのビール飲んで チューハイ飲んで、物足りないからと焼酎で調節する。 

メタボを気にしながら食べることが気にならないことが・・気になるの。 

毎月病院通うのは「死ぬのは怖くない、痛いのがコワイ、楽に逝けるなら来週でもいい・・」とかなんとか云いながら他の病で死ぬようなドヂはしたくない。 定期検査はきちんとやりたい・・食事抜きだから 腹へって死にそうだけど、どこの先生も「死んでもらっては困ります、大丈夫ですよ、食欲あるのは元気な証拠」と、励ましてくれるから それが嬉しくて・・・ 長生きしたくなったのは欲張りだから、人生を長くエンジョイしたいからだよ。  

明るい笑顔とモノゴトを肯定する気持ちがあれば 我が道MyWayは無敵だ

◆坐骨神経痛について(痔以外の自伝)   引越しから四ヶ月、この街が好きになってきた。 読書したり音楽鑑賞したり、穏やかで健康な秋を満喫できて、一人でハッピーやってられるから ハッピーである。  この街は静かでキレイな街だ、と思えるようになってきた。  駅前には病院が並んでいる、新しい病院が次々に開設して総合病院並みに全科目揃って 救急救命センターまである。 ないのは産婦人科くらいなものだがオレには今のところ関係ない。  粋な女将のいる小料理屋とか 酒場系飲食店の少ないのが ちと寂しいが 年寄りや子供には優しい街である。               

 

春先には坐骨神経痛・・・、 オラの多彩な病歴では最新のレパートリー、二度とやりたくないのはコレだけだな。 これがなかなかの強敵、痛さでは最強であった、オラの「ぢじょでん」ここまで痛みの経験は豊富であるが 今度ばかりは勝負にならない、笑っちゃうほど最大級に痛かったよ。 陣痛の百倍?(冗談ですけど、)これで死ぬなら納得できほど痛い、脳出血の時に あのまま永遠に熟睡してたほうがマシだったと思うほど痛かったよ。 昔はこの病気に負けて自殺する人も稀にいたらしいけど 死んではいけないよ、この体験を誇りにして自慢にすればよいと励ましてやりたいよ。 タイトルマッチを戦えば自分も強くなれるのだ。  早春に杖を持っていた頃は痛みのピーク、杖を槍にして「槍投げ」したいほどナゲヤリになって・・? 粗暴で喧嘩早くて、そのくせキレイなネェちゃんには愛想よくする、とりあえず円満に触れる方法はないものかと口説き文句を考える・・しょーがねぇシモネタ爺だよな、      寝てもいられない、椅子に座れないから立ってごはん食べる、病院までの直線距離200mを歩けないからタクシーで往復して、この街へ来たことまで不運だと 心まで病んでしまいそう・・?       レントゲン写真で背骨が歪んでいる??根性曲がってるからだ??  痛みほど耐え難きものはない、身も心も悲観的、みみっちくなるから情けない。 痛みと戦う人生になんの意味があるのか、痛みから開放されるなら人生明日まででも幸せと思うほど残酷な病気が 人間には まだあったてとは 知らなかった、知りたくもない、目に見える相手なら自らの手で抹消してやりたい・・と考える患者はオレだけではないはずである。  ところが この世は苦痛ばかりではなかった、他人の痛みを解ってくれる素晴らしい先生がいた。

       

絶望的な痛みを感動的に治してくれる先生がいたから 世の中スゴイよ、名医がいるよと噂を聞いた、「縁」や「幸運」は偶然から生まれるものだった。 「ソレガネ・横浜ニ エェ先生ガオルカラネ、九州カラ飛ンデキタトデスヨ・・・」熊本の婆ちゃんの会話を偶然耳にして 必死になってウェブで探した、その先生に出逢えたのも幸運だった。 先生もスタッフも皆優しくて、痛みを理解してくれる、痛みが癒えると気持ちまで明るく素直になる、人生は不運ばかりじゃない、身も心も健やかになるからスゴイよ。 

治療に行くのが楽しみになるくらい どんどん良くなっていく。  三月にはやぶれかぶれだった自分が 九月には別人のように復活してハッピーやっている。  電車で五分、すぐ近くに痛みを治す専門の病院(ペインクリニック)まであったのだ。 帰り道はいつも感謝の気持ちで一杯になるよ。 オレの幸運はまだ続いている、この街がワンダフルワールドに見えてくる、この素晴らしい時代を こんなに優しい環境で オレはまだ生きている。 今では運の強い男に変身している・・だからネエちゃんに平気でちょっかい出せる。 「痛みが解消する」こんな単純なことが こんなに幸運で素晴らしいことだったのだ。 人生はワンツーパンチ 汗かきべそかき歩こうよ あなたのつけた足跡にゃ キレイな花が咲くでしょう♪ これ歌いたくなってきた・・「ありがとう」を伝えたい、「ありがとう」より もっと大きな意味の日本語はないものか、「thank you」の最大限の、例えばサンキューベリーマッチorモーストマッチ? 日本流なら「ヨンキュウ?」  感謝の言葉が見つからない、大きい字で書くしかない、            感謝・感謝・感謝(大きな字?まだ小さい、全画面くらいにしたかったけどな )

 この秋は日差しが眩しい。  今年もまた 感謝の秋になりました。 

                

この街に あとはお寺と墓地があれば 年寄りにはパーフェクトな環境である。 駅の名前も変更する必要があるな、新しい街の新しい駅、「終着駅」「極楽」「天国」「あの世」?  これじゃ「あの世行き」の電車に乗ってくる人には 顰蹙(ヒンシュク)・・と、駅のネーミングが気になる、 そんな自分がバカかしらと 気になるの。

この前の台風が来てから 朝晩少しは涼しくなってきたようである。 

秋はもう一息、季節の変わり目に風邪など引かないように気をつけましょう

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プールは楽し

初秋に想う

九月になってもまだ暑い、ロシアの森が燃える、中国ではバスがガス爆発、メキシコ湾で油田が爆発・・・愚かな人類の過去の争いごと(戦争)に 地球がグレてしまったのか。 人間が自然に優しくしてやれば 自然も人に優しくなって 涼しい秋、実りの秋が来るのが・・自然なんだけどね。  人間はドヂなことばっかりやってるから 困ったことである。

今年の夏は 朝早くから緑の小道を散策しても 暑くて暑くてたまらない。  こうなったら 文明の涼しさに頼るしかない、プールがすぐそこにあるではないかと 毎朝一番でプールへ行くようになった。  これで元通りなのだと 自己採点だから甘いけど、健康の有難さ・いのちの尊さが身に沁みて 感謝の秋になるのです。

朝一番のプールほど 爽やかで清々しいものはない。

水が澄んでいる、波がない、水面が鏡のように煌いている。 痛みもストレスも何もない、癒しの空間である。

静かでキレイな水を独占するときが オラにはまるで天国である。 準備運動やるよりも 入ってすぐに時計見ながらスタートする。 最初に泳ぐとき、一本目が自己ベスト更新のチャンスである、練習するほど記録が落ちるのは、疲れるからである。  草野球も同じ、本番前にキャッチボールやり過ぎると もうヘトヘトになる、何事も本番勝負、体力の限界を感じるのは こんなときである。

プールには豪傑がいる。 客層は八割方中高年だが、プールで遊ぶような年寄りは 基本的に皆若々しく元気である。 スーパーお爺ちゃんとウルトラお婆ちゃんが沢山いる。 

古希を過ぎても 一年中毎日1000m泳ぐお爺ちゃんがいる。 虎太郎さん、名前もすごい。 スピード関係なしに一時間黙々と泳ぎ続ける。  

マイビート板抱えて 杖ついて、毎日歩きにくる大学教授もいる。  みんなに先生と呼ばれているから 先生なのだろう。
きれいなフォームで個人メドレーやるお婆ちゃんもいる。 一日中プールで過ごす、だってヒマだからさー・これしか楽しみないもん・・と明るく笑う。  

こういう人たちは 尊敬に値する、理想の晩年のような気がするのである。 

オラは水泳得意ではない、普通に泳げる程度である。 水遊びはガキのころから好き、釣り師の本能、水を見ると心が躍る、 fishing and swiming・・である。  

一昨年の六月、脳出血の手術から 退院して一ヵ月後にプールへ入った、あの時が近年最も感動的な瞬間だった。  水槽から飛び出した金魚が 水に戻されて ほっとした気分、おっかなびっくり水に入って、次第に喜びに包まれ心が震えていた。 生きてる、大丈夫だ・・・、万歳したいような気分だった。  

スーパー爺ちゃんたちに比べたら 体力も技術も まだまだ及ばないが、北島という大目標があるのはオラくらいなものだ。  せめて今年は 1m1秒で進むようになりたいよ。 25m50秒の壁を破りたいよ、因みに北島は100m50秒、75mハンデ貰えば いい勝負になるけどな。 但し 頑張りすぎると また病院のお世話になるけどな。

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この街へ来て もう六年になる。 近所にプールを見つけたときは 嬉しかったな、救われたような気がした自分が情けなかったな。  安心できる場所は トイレくらいなものだったからな(きみまろさんのネタ)町田時代も毎週土曜日にスポーツクラブのプールへ行くのが楽しみだった。 川が好き、海が好き、水遊びが好き、・・もしかして オラの前世は 魚だったのかもしれない。 

水中歩行の爺婆の会話は 病気の話・クスリの話、しまいにお寺の話、大体マニュアル通りであるが いつしかお友達が何人かできてしまった。 

面白いこともある、 今日は凄いおっさんがいた、競泳コースで泳いでいる、監視員のネエちゃんが「帽子被ってくださーい・・」とメガホンで呼びかける、「分かってるよ」と言いながら 実は帽子が脱げている。 頭に毛がないから それもピカピカのツルッ禿げだから 帽子が スポッと脱げてしまう、後方から来た人が 浮いている帽子を手渡す、また被ろうとするが ツルッとすぐに脱げる。

ひっかかりがないからだね・・・何度やっても スポッ・・・スポッ・・・と脱げるのである。 あれじゃシャンプーしても泡がた立たないよな、 年長者に向かって失礼だから笑うのを我慢したが 可笑しくって堪らない。 ゴーグルで笑い顔を隠して、こっちも何かと気を遣う。  帽子を着用するのは規則だから仕方がないが 髪の毛が抜けたりすると衛生管理上好ましくないから だろう。

だったら 抜ける毛がないのだから 普通の人より衛生的だよ。 どうしてもなら 頭に墨でも塗ればいいじゃん、 と思うけどな。  帽子だから まだ問題は大きくないよ、パンツが脱げるほうが問題だよ。 パンツはひっかかりがあるから 大丈夫だってか・・・。

プールには思い出が沢山ある。 愛娘が小学一年生の頃 遊園地のプールへ連れて行った、泳げるようになったばかりだから嬉しくてしょうがない、「パパ・そこで待ってて、動いちゃだめだよ・・行くぞ・・」「よし・来い、ガンバレ・・」5mくらい先のオラのところまで 顔を水に入れてバタ足で進んでくる、こっちは少しずつ後ろへ下がって 距離を伸ばしてゆく。 

子供は強い、泳ぎ始めの子供の時代が 人生の花なのだ。 散々遊んでから「トンコモロシ食べたい」・・とうもろこしは高い、ヤキソバでごまかした。 貧乏が苦にならない、若く力に溢れた花の時期だった。  

今年の春は孫娘から電話で「今ね、プール習ってんだよ・・・クロールで25メートル泳げるよ」「回転ターンできるよ・・」

泳げるものだから それが嬉しくて 喋りまくる。 「プール習って どーすんだよ、スイミングは習えるけど プールは習えないだろ」「意味わかんない・・もお・・ムッカツク・・・」 結局 勝負することになったが 相手は伸び盛り、爺ちゃんとしては 勝ち目は少ないが 舐めんじゃねぇぞ。

プールは病院の先生にも推奨される、いいことなんだね。 勝負や記録に拘らず 長く健康で 楽しみたい。 オラまだ髪の毛ちゃんとあるから帽子はスポッと抜けない、 大丈夫だよ、毎日爽やかな水で揉まれてるから・・・。

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