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陽はまた登る 三度目の12月 

         閑人独語 大病のあと 

風の強い 空気が澄んで真っ白な富士山が良く見える、寒いけれど清々しい朝、 駅前の横断歩道、信号は赤である。  

車は来ない、右を見て 左を見て・・・右も左も「青」だから 前を見て ゆっくりと堂々と歩き出す。 

「ちょっと・・、ダメですよ、危ないですよ・・」と、反対側で信号待ちしているネエちゃんが慌てている。 いつもお世話になっている病院のスタッフ三人組である。

何でだよ、「青」でちゃんと渡ってるのに・・・? 空も青だよ!
違うのよ、右が「青」だと こっちは「赤」なのよ、前を見なさいよ・・。

誰が決めたんだよ、オラ人に迷惑かけてない、自分の足で歩いてる。 赤でも みんなで渡れば怖くないでしょ・・

子供たちが通学する時間帯だからね、大人がちゃんとしないとダメですよ、 と言われるが どこを見渡しても車の姿はない、

信号よりもこの大空を見ようよ、  生きるのが辛いとか 苦しいだとか言う前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ・・・でしよ。  

北海道じゃないからね、わかんないこと言わないで・・口が減らないね・・・あなたは口から生まれてきたの?  いいえ・口からじゃない、お母さんのおなかからだよ。 口も減らないよ、口減ったら どこで食べるんだよ、朝からうるせぇババアだよな・・たくもぉ・・、  なにぃ? またババアって言ったね、ムッかつくジジイが・・・婆にジジィと言われたくない、・・・お互い様だよ・爺にババァて云われたくないわよ・・!

やめて下さい、興奮しないで・・近寄るとすぐこれなんだから、仲良くやってください と、  連れの二人がなだめに入る、信号の真ん中でつかみ合いになりそう ? 子供じゃないんだから・・、子供よりワルイ、血圧上がるよ・・?     何年も病院通いしていると会うたびに口で喧嘩する宿敵も出来てしまったが ゲーム感覚で案外楽しいこともある。 病院の馴染みになっても自慢にはならないが 互いに気兼ねがなくなると 丁寧な大人の会話が いつの間にか本来のキャラ丸出しに変わってしまう、気楽でいいことだと思うけどね、社会常識的には認められない、オラの場合ウルセー・バカヤロ系の会話になってしまう。 これだから問題児になる。 これはいけない、子供よりワルイよ、解っちゃいるけど変えられない。  婆にババァと言うとすぐに反応して怒るババァは 何人かいる、徹底的にマークされた時期もある。 互いに日常会話でぶつかり合うと小さな紛争になる。  こっちも爺と言われりゃ ムッカついて反撃する、喧嘩相手は良き友である。 互いに相手が気になるからイチャモンつけたくなる。 強力なライバルはいつになっても憎くて懐かしい友である。 オラの宿敵?は 皆本気で心配してくれる優しい人なのだ。 嫌いだから・じゃないんだよ、この先は云わない、言うと問題になるほど若くはない、オレがそんなにモテるわけないから。  いい年して・いつまでも 何を云ってるのか? いい加減にしないと本当にバカだと思われるよ・・・てか? (本音をちょっと語っただけです。大丈夫です・冗談ですから、)  

ゴメンネ、来年からお姉さんて云うから・仲良くしようねー。 

2008年2月、突然の大病、あれから三年の時が流れて、ああいえばこーいう・・・憎ったらしいおやじになってしまった。 いつまで経ってもこれだから 困ったものである。 

脳出血、正直怖かった、ネガティブで寂しい三年間だった。     まだ終わったわけではない、いつ死んでも不思議はないと 時が経つほどに気弱な自分が情けない。  でもオレは今年も生きている、生きているから 良いことだってある、痛みも喜びも 生きているからだ、生きてりゃいいさ・・と、自分を都合よく励まして 云いたいこと何でも言いながら 今日も自分の足で歩いている、

生きていられるのは バカやってたからか? 強いからか・・?

未だに泣き虫だから強くはない、多分脳みそが筋肉だから?(これ言うと また身もフタもないけどな、)素晴らしい先生とスタッフと友人と 社会の優しさに恵まれて  自分が頑張らないでも生きていられる・・人生には こんなに幸運な時期もあるのだ。  

あの人に教えられた 無言のやさしさに 

今更ながら涙こぼれて 酔いつぶれた そんな夜、

陽はまた登る どんな人の心にも 

嗚呼生きてるとは 燃えながら暮らすこと、 

冬晴れの空 流れる煙 風は北風

谷村新司さんの詩に 心震える今日この頃であります。 

ところが今年は「神経痛」、気ばかり若くても歳相応の痛みを抱えて、 新たな持病のレパートリーになってしまった。           ブログでは随分女性をバカ扱いしたり 年寄りのボケをお笑いのネタに使ってきた報いだろうか、「ぢじょでん」のメインテーマお尻の悩み「痔」まで復活している。 

痔の座薬と鎮痛剤の座薬を使い分ける日もある。 クスリは普通口から呑むもの、尻から呑むのもあるから オレだって忙しいのである。 座薬は馴れているから簡単に挿入できるが この秋には ついに風邪もひいた。 くしゃみして座薬がスポーンと飛び出すこともある。                 お尻ばっかりいじってるからだよ、なぁんだ・じっちゃんは ただのヘンタイじゃん・・・と孫娘にはウケるが ガキが喜ぶ漫画レベルだ。 いつまで経ってもこれだから・進歩も向上もない、本人は現状維持で満足なのに バカやってんじゃないよと叱られるが バカだからしょうがないだろ、 残念なのは 締まりが悪くなったのかしら・? と寂しくなることである。   更年期の悩みは女だけではない、男にも生理的悩みはある、コラーゲンのサプリメントや保湿剤に興味がでてくる。 オシッコに勢いあるうちが長距離打者である、 オシッコも尻からのミサイル発射も 距離が伸びない・?とは情けない、これでは北のシケたミサイル並みである(相変わらずバカ云って楽しんでいる・・結局またシモネタだけどな)。 

◆読者様へ 年末のメッセージ

もうすぐ四年目のお正月、オリンピック並の区切りになってきた。お正月が来るのは嬉しいことである。 この頃のお正月はガキの頃より嬉しいのである。  大病を経験した人は 皆こんな気持ちで時の流れを受け止めるのだ。 今年も「百曲がり坂」を見てくれてありがとう、来年は またひとつ年輪を重ねるけれど マイペースで更新するから また覗きにきてね、来年も元気でみんな頑張りましょう、オラもまだ生きてるから大丈夫、またひとつ進化して 明るく前向きに・・・、それしかないですけど。  「おかげさまで」今年も無事に一年やってこれました、というのが大人の挨拶だけど、「無事」ではなかった、今年も「有事」ばかりです。 「無事」な一年なんてないよ。 有事が多くても 時は流れる、「お蔭様で・・・」というのが正解である。 これだから「口が減らない」へそ曲りの「百曲がり坂」なのだ。  歩き出そう明日の日に 振り返るにはまだ早い・・・陽はまた登る、明るい春は必ずやってくる・・

Photo パキラ、

◎ 6年前、町田の花屋で買ったパキラ、名前はパッキー君、15cmくらいの小鉢がこんなに大きくなりました。 

◆ 横浜について

暑い暑いとぼやいているうちに 今年も12月になりました。

今度は寒い寒いというようになる、人間は贅沢です。 

暑くても寒くても 何も文句言わずに一生懸命生きているから 花はえらいんだよね。 

年末の挨拶代わりに更新したいが ネタがない。 事件もないし行事もない、平和で平凡な日々である。  音沙汰ないのは無事・・てことだけど、一昨年の春は一ヶ月もブログの更新が停滞していたから やさしい友人が心配してくれた。  そらそーだよな、本人は日頃の睡眠不足を一気に解消する夢の世界、ご機嫌で熟睡してたから、あのまま目覚めなかったら 今年は三回忌法要てことになる。 

ベイスターズが優勝した年に川崎から横浜へ移り住み もう13年、 横浜市民になったのだから 少しは横浜が好きにならなければいけない。 特別調べたわけでもないが 横浜は由緒ある歴史の古い都会だということが この頃わかってきた。                 アイスクリーム発祥の地、西洋レストラン、石鹸工場、鉄道、警察署、公衆トイレ、パン屋さん、その他色々

日米野球の交流が始まったのも平和球場現横浜スタジアム、     警察と暴力団が銃撃戦をしたのも横浜、裕次郎がベンチに片足乗せてタバコくわえて海を眺めたのも横浜、      「窓を開ければ 港が見える メリケン波止場の灯が見える」・・・・メリケン(アメリカ)波止場とは 今の大桟橋あたりか・・・その気になって研究すれば横浜には「発祥の地」が沢山ある。                   

若い頃は横浜は治安の悪い、凶悪犯罪の多発地帯・・・の印象だった。 西欧文化の玄関口に若者が集まる、東京へ憧れるのは田舎っぺと思っていた。      田舎は平和だというが 人の数が少ないから事件が起こらないだけだ、農協のトラクターが肥溜めに落ちた?程度の事件しかない。      東京や横浜は人が集まる、人間模様が渦巻く大都会だから事件も発生するのである。      港に近いところ 関内・山下町・あたりはガラの悪い街というイメージで 伊勢崎町は不良の溜まり場・・くらいに思っていた。 そういう自分も桜木町で遊んでいたけどな。     地域的に格付けするのは僭越であるが 首都東京がワシントンなら横浜はニューヨーク、 大阪と神戸のような関係だと思っていた。        朝鮮半島が緊迫して 米海軍の空母ジョージワシントンが横須賀基地から発進してゆく。 考えてみりゃ横浜は怖いところだ。  北がやぶれかぶれになって核ミサイルを横須賀基地に向けて発射したら・・?

自分一人の健康問題ではない、地球規模で人間は生きるか死ぬか紙一重なのだ。 平和が一番、世界が平和でありますように・・・横浜の歴史探訪でもやれるほど 元気に復活したいなと、元旦に神社へ行ったら そんなこと念じてみようかな。  

たまにはグローバルなことも言わないとね。  

Photo_2 ◎ 駅に続く道、ゴミひとつ枯葉一枚落ちてない。前方正面が地下鉄の駅です。 この辺は港から遥かに離れた横浜の山の手、閑静な田園都市です、拳銃を持ったヤクザ者はいない、お上品で清潔な街である、口の減らないヘンなおじさんがいるけどね。

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コメント

fu-san
本文の内容に適合した 温かい御意見ありがとうございます。 ハチャメチャなボヤキとシモネタをご理解頂き 優しい教養人の先輩を持てたことが有難く いつも感謝しております。 
今年も一年御愛読ありがとうございました。 来年もまた 酒とクスリを交互に呑みながら 若い心で精進致しますので よろしくお願い致します。 お風邪ひかないように ご自愛ください。
                        横浜myway
   

投稿: myway | 2010年12月15日 (水) 16時40分

ご無沙汰しています。
ことし1年も楽しく読ませてもらいました。
いろんなことをボヤキき下ネタもふくめての感想は
幸せな老?生活を過ごされているのが伝わってきました。
来年もこの調子で読者をひきつけてください。

投稿: ふーさん | 2010年12月15日 (水) 14時46分

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