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お母さんの一大事

一昨日は 大きな病院の待合室で三時間待たされて、もう我慢の限界、キレる寸前の一日でした。 外は寒いが中は暖房強すぎで暑くて、 検査の結果を聞くだけで モタモタしやがって、何のための予約時間だ・バカヤロが・・・と、一人で激怒していました。 

昔から大病院は待つのが当たり前・ということになっている。

冗談じゃねぇよ、悠然と待っていられるようなら オラは病気になんてなっていない。  待ちくたびれて具合悪くなる人だっているのだ。 

病院の文句を言ってはいけないね、大病院のおかげで私は今日も生きている、感謝しなければいけない、病院のシステムにクレームつけられる立場ではない、泰然自若・待てる人になれない自分の未熟を反省しなければいけないと、分っちゃいても アッタマに来ることもある。 

も~帰る、やめて他所へ行く・・・と、直接診察室へ入って云ったら失礼になるから 受付から電話しているところへ診察終わった妻が涼しい顔して出てきた。 

大丈夫だよ、腎臓にイシ(結石)はあるけど もう痛くないから、治ったから 今回はこれでおしまいにしてもいいですよと先生に言われた、また痛くなったらよろしくお願いします・・ということで戻ってきた。 

ところがオラは怒りが収まらない、またお願いすることはない、もう二度と来ない、今度来るときは死ぬときだけだといってやれ・・・ これだからオラの入院中 カーちゃんがハラハラして疲れていたのだ。

良かったね、実は「悪いもの」が見つかるのを心配していた。
尿路結石の実績があるから、おなか痛いのと吐き気・・? まさかおめでたではないだろう、 「おめでた」も「悪いもの」、どちらも困る。 「おめでた」と判定されたら・・・世間にどう説明したらいいの・・? 
早速 子供たちに電話して無事を伝えた、 お母さんがタイヘンだ・一大事だと みんなで心配していたのです。  なにもなかった、唯の腹痛、食いすぎじゃないの・・・なぁんだ・びっくりしたな~・・・何も無いなら よかったね・・・子達も やれやれと一安心。 

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家族の中で 誰か一人でも病気という一大事が起こると 特にお母さんがピンチになると みんなが心配する、お母さん頑張れ、バッチャン頑張れ・・兄弟も孫たちも皆一丸となって過酷な運命に立ち向かい 勝利した、俺たちの勝ちだ・ドンナモンジャイと神様に云ってやりたい、ファミリーで祝勝会したいくらいだった。 うなぎかマグロ、ボリウムあるもの食べたい、お母さん本人もサスガにおなか空いた・・? 食欲出てきたから もぅ大丈夫。 絆とは こんなことかな・・・夜はお酒が美味しかったよ。  

カーちゃんのおなかが痛くなって大騒ぎになった件は 子供たちにしか知らせていなかった。 応援団が多いほど心強いけれど 舞い上がっていたから援軍の要請も忘れている。 前日からオラのほうが落ち着かない、仏壇に手を合わせたり 最悪の場合まで想定して 神に祈ったりしていた・・・

オレが母の恵みに縁の無い子だったから、子供たちにまで同じ悔しさを繰り返してはいけない、神様もそこまで悪戯はしないだろ、男の子には お母さんは偉大な存在、男の子に必要なのは「母の恵み」、と「父(乳?)の教え」・・・? 主観ですけど。

いのちに関わる問題だったら、オレが代わってもいい・・・下半身の手術でも平気だよ、顔も?キムタクといい勝負にしてもらうよ。楽に逝けるなら いつでもいいよ、冗談言いながら逝ってやるよ。 そこまで考えると哀しくなってしまう。 オレはいいけど子達が不憫、 何かあったら・・どーしよう、 一人で聴くのは怖い、取り乱しそう? カーちゃん一緒に行ってくれ・・・?

アホか、病人は私のほうだ ???   漫才やりながらも心中は穏やかでない、不安でガタガタ、自分自身の大病よりコワイ、こんな時に女房の有難さが身に沁みる。 お母さんは偉大・最大、妻は絶大・最強だ。 前者はオラの生産者、人生で最初に愛してくれた人、  後者は子供たちの共同開発生産者、同じ方向を見て恋の炎に燃えていた、♪若かったあの頃、なにも怖くなかった、ただ あなたのやさしさが 怖かった♪ ・・・あれから40年、今は? 優しいとコワイ?ドアホ・ボケババアvsバカジシー・と、バトルを繰り返す日常のほうが健康的で安心である。 共同作業に燃えるのは 年に一度期間限定・・? 確定申告医療費控除申請の書類作成、毎年二月になると これがタイヘンなのよ。   

ところが我が家には 横浜へ来てから五年間、ずっとお世話になっている素敵なホームドクターがいる、何度かブログに登場した内科の先生。

痛みが始まった土曜日の午後、往診から戻ったばかりの先生が 時間外でも診てくれた、スタッフも皆親切に対応してくれた。  

カーちゃんが治ったのは大病院で精密検査する前に やさしく対応してくれるホームドクターのおかげだ。 お騒がせの婆ちゃんを優しく迅速に治してくれた。

オラには多彩な病歴があるから 色々なタイプの医師に会ってきたが こんなに優しくて楽しい先生はいなかった。  判断が早い、処置も名人、説明が明瞭で安心感がある。 CT検査より早く どこが悪いかすぐに分る、オラのほうが年上だけど、先生のほうがずっと大人だ、なんでも話ができる、互いの冗談が通じて友達のように会話できる、

 

去年はナースの尻に円満に触れる方法を相談した日もあった。    「先生まで乗ってこないで・・・」と、カーちゃんと看護婦さんに叱られる。 そこまで甘えるオラが問題児なのだけどね、一緒に悩み 思案してくれるから癒される、この誠実さがオラには信頼できる。     後でオラは家に帰ってからコテンパンに怒られる。 
偉くもないのに偉そうにするオレは偉くないが 偉いのに偉そうにしない先生は偉い。      

 

三年前の大病で気弱な時期、大丈夫です・必ず良くなります・・優しい言葉に涙ぐんだり 何度も勇気づけられて、理想のウンチを語り合う日もあった、医学的に熱く語るウンチの解説は感動的である。            

現役時代の同僚から囲碁・野球の仲間まで 私には友達の数は多いが ウンコのテーマで語り合える人物は数少ない。 

北島を目標に精進する決意に燃えたのも先生の励ましがあったからである。 これこそ名医である。         

 

お正月が来たと喜んでいたら あっという間にもうすぐ二月、一月最後の日曜日、朝市を見に行った。 

七・八軒ほど店が並ぶ中で いつも隅の風が冷たい場所に小さな店がある。 空き箱を台にして芋やトマトを並べ 見るからに高齢のお婆ちゃんがひとり ぽつんと座って店番をしている。

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なぜかオラは沢山野菜を並べ賑わっている店よりも このお婆ちゃんの小さな店が気になる、

百円のカブと泥ネギを買った。 ネギを入れる大きい袋がない、「ゴメンネ、袋がなくて・・」「いいよ、そのまま持ってくよ・・・寒いね、大丈夫? 風邪ひかないでね、頑張ってね・・」 二言三言会話してから 歩きながら振り返る、ありがとうございました と丁寧にお辞儀している、寒いのに気の毒だとか 売り上げに貢献しようとかの慈善的感情も敬老精神もないが 寒さの中小さな体でポツンと座っているあの姿に なぜか涙が出てきたよ。                           

なんでだか?うまく表現できないが 貧しいからでもない、悲しくも寂しそうでもない、汚れてもいない、・・厳しい寒さの中で 小さなお婆ちゃんのいのちが じっと耐えている・・? お婆ちゃんが ほのぼのとした朝の日差しに包まれて 幸せそうに見える(文学的に表現) その光景に涙出てくるよ、今日も本当に寒いね、もうすぐ節分だ、春がそこまで来てるよ、お婆ちゃん頑張って、早く売り切れるといいね、早くおうち帰って暖かくしてね・・・心の中でそんなこと言ったら お婆ちゃんの姿がいとおしくなってきて また涙が出てきて困ったよ、オラはこんなに優しくなかったから(基本的にネエちゃんには優しい)、この頃毎年バチが当たってるのに・・・? 朝からネギ買ってきただけで・・ほんとに泣き虫だねぇ と、カーちゃんに笑われる。

今年も早速 自分の周りに事件が発生した、今回はお騒がせしてしまったお詫びと 無事に収束したことの報告です(またシモネタで脱線したけどな)。   今年も一月から小さな幸せの体験ができました。 家族が一致団結したこと、ホームドクターのおかげで 健康に自信がついてきた、カーちゃん元気に復活、ヴエナビスタ並・最強ですから・・もしかして「おめでた」あるかも・・・?  

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コメント

oha4
ロックちゃん・いつもありがとう。 やさしいコメント戴いて 朝からまた泣き虫になりそう・・・?  その節は大変お騒がせ致しました。 時間外にまでお手数掛けてすみませんでした。
 ウチの幹事長(奥様)お蔭様でバリバリ元気になりました。ありがとうございました。  このたびは みんなの優しさに感謝・感謝です。  やはり健康が第一ですね、病んでみて はじめて健康のありがたさが分る、元気があれば何でもできる・・?? 
皆さんやさしいから あのプリムラも大きく育ちますよ。 春爛漫、満開が楽しみですね。 水遣り頑張ってね・・・・・もうすぐ春ですね 

投稿: myway | 2011年1月31日 (月) 04時31分

こんばんは。奥様、良かったですね。ご心配されてましたもんね。きっと思いが通じたんでしょうね。本当に良かった♪待ち時間の話、精神的にもいつもより倍以上に長く感じられた事でしょう。どうぞお大事になさって下さいね。お花も元気に育てますね!

投稿: ロックブリッジ | 2011年1月30日 (日) 21時22分

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